『中軽井沢の家』2024年竣工
- 侘助
- 9月12日
- 読了時間: 2分
2024年竣工
ホームページに竣工写真がUP出来ていない建物をご紹介します。
2021年10月に『信州の建築家とつくる家16集』に掲載した『追分の家』を気に入って頂き、
お電話でお問い合わせを頂きました。
敷地は中軽井沢の別荘地で約13度(敷地の高低差約13m)の勾配のある南下がりの傾斜地
ご家族の為の別荘です。
地盤調査の結果、鋼管杭に依る地盤改良を行いました。
北側の一番高い箇所に造った駐車スペースで車を降り、そのまま室内に入るように2階からの玄関アプローチになっています。駐車スペースと2階玄関とは木製のブリッジで繋いでいます。

↑北側外観 駐車スペースからブリッジを通って2階玄関へ
プランは南側の眺望を楽しむために各室が配置されています。


↑南側外観 南側の眺望を楽しむための窓配置 LDKからはデッキに出ることが出来る
1階に配置したLDKと他の室(水廻りとプライベートルーム1室)は54cmのレベル差があります。
『座れる階段』を造り、段差を処理し、そこに座って南側の眺望を楽しむことが出来るようになっています。

↑ダイニングスペースから薪ストーブのあるリビングスペースを見る

↑『座れる階段』

↑ダイニングスペースからキッチンを見る

↑ペニンシュラキッチンと背面収納はオーダー
2階はプライベートルーム2室と付属する収納
吹抜を介して1階のLDKと繋がる2階ホールには机を造作し、南側の眺望を楽しみながらリモートワークが出来るようにしました。

↑2階プライベートルーム 右の板引戸を開けると1階LDKの吹抜を介して南側の眺望が楽しめる


↑2階ホールに造作した机
吹抜を介して1階のLDKと緩やかに繋がり座った目線からは南側の眺望が楽しめる
敷地内西側にあった大きな三又のナラの樹はクライアントのMさんのご希望で南側のデッキを貫通させて残しました。



↑基本設計時の模型
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