設計工房 悠
畳リビングのある家




竣工 2021年
主要用途 専用住宅
延床面積 162㎡
構造 木造在来工法
規模 地上2階
施工 株式会社 北沢建築 Rooms
掲載
長野県上伊那の静かな通りに面して建つ住まいです。
以前は道路と奥のご両親の住まいの間には平屋の離れが建っていました。
離れを取壊し、ご夫婦と3人のお子さんが暮らす住まいを建てました。
クライアントのKさんから最初に建築相談のお問い合わせを頂いたのが2019年の9月です。
住まいに関するご要望は
『和』の雰囲気のある家
長期優良住宅の認定
1階は南側にリビング・ダイニングと和室を配置しています。
リビングは『床座の暮らし』が出来るように畳敷としています。
リビングに隣接して四畳半の和室を設け、
普段は壁引込のふすまをオープンにして、リビング・ダイニングと一体に使えるようにしています。
キッチンのオーダーで製作した食器棚の波ガラスは離れを解体した時に使ってあったガラスを転用しています。
2階はご夫婦の寝室と3室の子供部屋、納戸、小屋裏を利用した収納のプライベートなスペースとしています。
道路に面して屋根付きの駐車スペースを設けています。
エコキュートによるオール電化
暖房は寒冷地仕様のエアコンです。
断熱性能等の基準をクリアーさせ、耐震等級3の構造として『長期優良住宅』の認定を受けています。
Kさんが希望した『和』の雰囲気のある家になったと思います。
『長期優良住宅』とは
長期にわたり良好な状態で使用するために、大きく分けて以下のような措置が講じられている住宅を指します。
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長期に使用するための構造及び設備を有していること
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居住環境等への配慮を行っていること
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一定面積以上の住戸面積を有していること
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維持保全の期間、方法を定めていること
上記1~4の全ての措置を講じ、所管行政庁に認定申請を行えば、長期優良住宅としての認定を受けることが可能となっています。
平成28年4月より、長期優良住宅の認定は新築だけでなく増改築を行う場合にも認定を取得することが出来るようになりました。