top of page
設計工房 悠
安曇野の家6
竣工 2021年
主要用途 専用住宅
延床面積 128㎡
構造 木造在来工法
規模 地上2階
施工 (株)大八木建設 (株)ニュースト(木製サッシ) (株)Rooms(製作キッチン) 山林舎(薪ストーブ) 屋根板金工事(K’Sプランニング)
掲載
長野県安曇野市に建つ、ご夫婦とおじいちゃんと2人のお子さんが暮らす住宅です。
敷地の東側には拾ヶ堰が流れ、田園地帯が広がっている、静かな場所です。
最初のお問い合わせは2019年2月です。
既存住宅のリノベーションの計画でしたが、敷地と既存建物の配置に問題があり、建替えで進めることになりました。
住まいに関するご要望は
『リビングに土間的な空間を造りそこに薪ストーブを置きたい』
『壁は塗壁』
『東側の道路より敷地が下がっているので床を上げたい』
『アイランドキッチン』
『暖房は薪ストーブとエアコンの併用』
玄関から上がった土間スペースは床をタイル貼りとし、古い民家の土間的な要素の強い空間にしました。
主暖房になる薪ストーブ(シェーカーストーブ)を置いています。
土間スペースを挟んで、北側にダイニング・キッチン、南側にリビングを配置しています。
リビングの南側の開口部は引込サッシを採用し、室内とフラットなデッキを設けています。
南東の道路脇の大きな桜の木はそのまま残しました。
主要室であるLDKの3室は一体で使うことが多そうなので、土間スペースの段差は無くし、床の仕上げ(タイルと唐松板)で空間を分けています。
LDKと土間スペースの東側は、拾ヶ堰とその向こうに広がる田園風景を眺めるために大きめの窓を配置しています。
リビングと土間スペースは屋根勾配なりの吹抜空間とし、2階の多目的スペースと繋がります。
吹抜を設ける事で薪ストーブの熱が2階にも効率よく廻るようにしています。
2階は寝室と多目的スペース、子供室2室を配置しています。
寝室と多目的スペースからは東側の景色を楽しむことが出来ます。
外壁は特注色の左官塗壁、木部は木の色をそのまま見せたクリアー塗装としています。
暖房は薪ストーブを主暖房とし、夏の暑さも考慮してエアコンを補助暖房としています。
給湯は以前の住まいで使われていたエコキュートを使用しています。
関連ブログ Click
bottom of page