夏季休暇最終日、急に安藤建築が見たくなり、
山梨県北杜市の『清春芸術村』に建物探訪に行ってきました。
安曇野からは高速を使って1時間弱で行くことができます。
久しぶりの『安藤建築』・・・やっぱりいいです。
↑光の美術館(安藤忠雄)
↑施工泣かせ(笑い)のスリット窓も健在
↑人工照明は無く、自然光のみで作品を鑑賞
安藤忠雄さんの言葉
私は高校も建築科ではないし、大学にも進めなかったので、すべて独学です
京大や阪大にいって、そこの学生が4年間で勉強する教科書を全部買ってきて
1年ですべて読むことにしました
若いころアルバイトで設計をやり、
そのバイト料でヨーロッパに行って、いろいろな建築物を見て歩きました
1日15時間、50km近く歩いていましたね。
歩いている間はずっと、直前に見た建築のことを考えているんです
何かを始めようとするとき、出来ない理由ばかり並べる人がいます
それだけの出来ない理由を並べられるというのは、ある意味危機管理能力が高い証しでもありますね
だとしたら、今度は「どうしたら出来るか」に考えをシフトしたら面白くなるのではないでしょうか
おそらく、それもアイデアが沢山浮かぶ筈です
出来ない理由を考えるのも、出来る方法を考えるのも、脳にとっては同じようなものだからです
他の建築も見ごたえがありました。
↑清春白樺美術館(谷口吉生)
↑ルオー美術館(谷口吉生)
↑梅原龍三郎アトリエ(移築・吉田五十八)
↑和心(杉本博司+榊田倫之)
帰る途中で好みの住宅を発見。
細長いフォルムで周辺環境と調和が取れ、どこか懐かしい感じがする建築・・・
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