『柴楽庵』は敷地造成工事が進んでいます。
高低差約5.5mの敷地内に3段階の平らな地盤を造り、
上から、住居棟とドッグラン・アトリエ棟・工房棟の3つの建物を計画しています。
住居棟は実施設計中ですが、アトリエ棟・工房棟はまだどんなプランにするか未定です。
まず、造成してそれから考える・・・
北側の道路の低い方から車が入り、
3つの建物に平行に緩やかに登るアプローチ車路を造り、高い方の北側の道路に通り抜け出来るようにする計画です。
現在は東側の一番低い部分の隣地境界に土止めと地盤を上げる目的で
敷地内から出てきた巨大な石を積んでいます。
黙々と仕事をしている庭師さんと少し話すことが出来ました。
この石の積み方は『崩れ積み』という積み方だそうです。
『崩れ積み』
加工していない大ぶりな自然石を使い、野面積みのような面を揃えた仕上がりではなく、
山の岩が崩れて重なってできたような石積み。
下段の石と石の谷に、裏から上段の石を積む施工で、下段の石は上段の石の重みで、上段の石は下段の石にはまり込んで、それに裏側からの土圧が加わり安定する構造。
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