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『南信で設計監理した住宅』20231225

昨日は飯島町にある『HUMP』さんで打ち合わせをした後、

南信でお手伝いをさせて頂いた4件の住宅に立ち寄ってきました。

アポイント無しで伺ったので3件はご不在でしたが、外観だけでも見れて良かったです。


長野県の北と南は高速を使っても3時間はかかります。

私の事務所のある安曇野市はちょうど真ん中ぐらいにあるので、

高速を使えば1時間強で行くことが出来ます。


■ 果樹園の中の家 (飯島町)

  

  2009年竣工の二世帯住宅

  竣工時は果樹園を営んでいらっしゃいました。近くには天竜川が流れ、のどかな場所です。

  塗壁の2階建て部分が居住スペースで板張りの部分は、二間続きの座敷です。

  外物置と農機具置き場も作っています。

  道路沿いの杉板貼り(平屋部分)は良い感じに焼けていました。

 

↑塗壁の2階建て部分が居住スペース 右側の板張り部分が二間続きの接客スペース(和室)

↑平屋部分の左側は接客の為の二間続きの和室 右側は農機具置場 


■ 『みはらしの家』(飯田市)

  

  2014年竣工の住宅


  道路とは約3mの高低差があり、既存の石垣擁壁に一部現場打ち擁壁を増築し、

  その上に建物を建てています。

  2階は一番見晴らしの良い場所にインナーテラスを設けています。
  

↑2階の一番見晴らしの良い場所にインナーテラス 壁内に引込む事ができるサッシを採用


  

『鼎の家』(飯田市)


 2016年竣工の住宅


 アポイント無しで伺いましたがご在宅で、お話しする事ができました。

 内部の木部は良い感じに焼けていました。外壁の板壁部分はご主人がDIYで塗装されたそうです。


 家族みんなが集まるLDKからの各室への動線を考え読書一家の為に、

 出来るだけたくさんの本の収納場所を作りました。

 LDKから繋がる南側の木製デッキは屋根付きの半屋外空間です。
 

↑床板の唐松・天井の杉や枠の杉材が良い感じに焼けています



↑板貼り部分はご主人がDIYで塗装の補修をしたそうです



 2021年竣工の住宅


 以前は道路と奥のご両親の住まいの間には平屋の離れが建っていました。

 離れを取壊し、住宅を建てました。

 内部は畳リビングを造り、『和』の雰囲気のある家になっています。




4件の住宅を足早に見てきましたが、

どの住宅も愛着を持って暮らして頂いているご様子でうれしく思います。

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