設計工房 悠は今日で仕事納めです。
今年も多くのご縁に恵まれ、充実した仕事をさせて頂きました。
ブログを書きながら一年を振り返ります。
今年完成した住宅です。
クライアントさんとご一緒に作り上げた住まいです。
■5月『有明の家』(安曇野市・竣工写真がまだUP出来ていませんのでブログ記事です)
最初のお問い合わせは2017年12月です。
神奈川県・藤沢市から安曇野への移住をご検討されていました。
2018年2月に初めてお会いして、
悠の設計監理した建物を気に入って頂き、お手伝いをさせて頂く事になりました。
土地探しからのお手伝いでしたが『これ!』という敷地にはなかなか巡り会えずでしたが・・・
2020年6月に今の土地を見つけることが出来ました。
穂高・有明の別荘地ですが交通の便も良く、周りには別荘や住宅が点在し、森も多く残っている環境です。
西から東に緩やかに傾斜している敷地の建物が建つ部分を平らに整地し、
高さを抑えた軒の深い切妻屋根の建物を建てました。
外壁は唐松のリブ状板を採用しました。
1階は南側に面してLDKを配置し、
リビングの南側はデッキ~ドッグランへと繋がります。
リビングは天井の高い吹抜空間とし、2階のホールから見下ろすことが出来ます。
広い玄関土間、ここにサーフィンや自転車を置きます。
2階は西側に寝室とクローゼット、東側に予備室を設けています。
またご要望にあった犬や猫と一緒に暮らす為の居場所を作っています。
■7月『御代田の家』
最初のお問い合わせは2020年の10月です。
掲載誌やホームページを見て頂き、『カラマツの森の中の家』 『追分の家』を気に入って頂きました。
『シンプルな外観』『窓からの風景の切り取り方』に好感を持って頂いた様です。
既に土地は購入済でしたので、建設地から近い『追分の家』をご案内しました。
ご提案させて頂いたプレゼン案を気に入って頂き、設計監理のお手伝いをさせて頂く事になりました。
敷地は南下がりの比較的勾配の緩い傾斜地です。
傾斜なりに建物を配置し、LDからの南側の眺望は確保しながら、
北側にある『二股のクヌギ』の木を残し、LDとキッチンからもこの木が見えるように配置しています。
LDは天井の高い吹抜空間とし、2階の床レベルを一部下げた2階の多目的スペースからLDを見下ろすことが
出来、緩やかに1階と繋がるようにしています。
竣工した2件の住宅は『ウッドショック』で、見積調整と建築材料の不足により着工までに時間がかかり、クライアントさんにはご迷惑をおかけしましたが、無事完成しました。
■7月『鈴玲ヶ丘の家』が着工
2023年2月の竣工に向けて現在工事中です。
↑安曇野の家7
↑中軽井沢の家
■その他、安曇野市・茅野市等でお話を頂いているプロジェクトが来年から本格的に動き出します。
設計工房 悠は12月30日(金)から1月4日(水)まで、年末年始休みを頂きます。
休み中も、お問い合わせ・相談はメールにて承ります。
お問い合わせフォームをご利用ください。
来年も物価高騰による工事費アップ等で厳しい状況は続きますが、
それでも『設計工房 悠』の建物を気に入って頂き、
依頼してくださる方の為に頑張っていきたいと思います。
今年、お世話になった皆様に感謝申し上げます。
良いお年をお迎えください。
令和4年12月29日 設計工房 悠 百瀬 満・万里子
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