『中軽井沢の家』現場監理 20230913
地盤補強の杭工事を施工中です。
敷地は13度の勾配がある傾斜地という事で、施工のし易さとコスト面を考慮し、
『刃工法』という鋼管杭を採用しました。
現状地盤から9mから12mにある支持層まで杭を打ちます。
先端ピースと本体鋼管を自由に組み合わせることで、先端ピースの軸径に対して本体鋼管径を細くでき、
かつ、十分な強度が出せる構造になっており、らせん状の翼部鋼板(先端翼)を取り付けた鋼管杭を、
回転貫入装置を備えた杭打機によって回転させて地盤中に貫入し、これを地盤補強材として利用する工法

↑鋼管杭 長さは6m それ以上の場合は現場でジョイント
11日~14日までかかり、47本の鋼管杭の施工が終わりました。
出来てしまえば全く見えなくなりますが、建物を安全に支える為の重要な工事です。


↑杭工事中 三又の木のギリギリに杭を打ち込む(幸い根には干渉しなかったようです)

↑東側から西側を見る 9m~12mの支持層まで 杭頭はレベル切断し鉄蓋をはめ込み、非固定

↑北側の私道から敷地を見下ろす
私道から約4.5mの敷地部分は工事用重機の置場になり、その後駐車スペースとして使います


↑工事イメージ
↑杭工事の様子